東京はズバ抜けた都市経済力のメガロポリスだと再認識するインフォグラフィックス
2013.2.19付 日本経済新聞 朝刊 9面
今週のアジアビジネスマップは「大都市圏、総合力競う」というタイトル。東京がこんなにもずば抜けて大きな都市圏だとは制作側もビックリ。
飛行機で夜に羽田に帰って来ると、どこまでも続く美しい夜景にうっとりしていたがやはりそうなんだと納得の視覚化だった。
…リード文にこうある…
「アジアで本当に大きな都市はどこなのだろうか。行政区画で分けられた都市人口ではなく、周辺まで広がる都市部をひとつの都市圏ととらえて集計してみると、異なる風景が見えてくる。東京、ソウルの巨大さに加え、ジャカルタ、マニラの人口集中度が際立つ。都市圏人口に1人当たり国内総生産GDPを掛け合わせれば本当の都市経済力も類推できる。メガロポリスには人、物、カネだけでなく、文化や娯楽施設も集積する。都市の本当の実力を知ればビジネスや投資のあり方が大きく変わってくるだろう。」
…都市経済力を計る重要な要素のGDPデータをさりげなく配置している。あまり親切に説明しない、気になる人が実際に手を動かし、考え、そして見つけたことを誰かに伝えるそのキッカケ作り、このスタイルもインフォグラフィックスには求められている。
(新聞はクリックすると拡大します)
アジアビジネスマップ Asia Business Map、TUBE GRAPHICSはグラフィック・ファシリテーターとして、またコンセプトデザイナーとしても制作に協力しています。
ビジネスパーソンに役立つアジアの情報を、イラストや地図を組み合わせた「インフォグラフィックス」の形で構成し、基本的に毎週火曜日、全10段で登場します。
(次回は2/26の火曜日)
ツタグライベントの一環として「INFOGRAPHICS PROTOTYPING 〜データをビジュアル化するプロトタイピング講座」を開催します。
2013.2.15
来週に迫っていますが、2/21(木)19~21時に渋谷で開催します。
経済産業省主催の「ツタグラ(伝わるインフォグラフィックス)」関連のイベント。
INFOGRAPHICS PROTOTYPING
〜データをビジュアル化するプロトタイピング講座
実践にすぐ役立つ内容だと思います。是非お越し下さい。
私も登壇します。それになんと無料です。
詳しくは下記からお申し込み下さい。
http://opencu.com/events/infographics-prototyping
「ツタグラ」で、現在募集しているインフォグラフィックスのテーマは下の2つ。
それぞれリンクしていますのでご覧ください。
【テーマ6】ママを支える社会の仕組みを表現して下さい
[カンファランス]http://opencu.com/events/infographics0128
[説明/投稿サイト]http://www.tsutagra.go.jp/themes/themes-06
【テーマ7】地球予算を表現して下さい〜全世界のODA予算分布から見えてくること〜
[カンファランス]http://opencu.com/events/infographics0208
[説明/投稿サイト]http://www.tsutagra.go.jp/themes/themes-07
【注目の募集方法】
運営側と私たちアドバイザリーボードが画期的な投稿方法を考え出しましたので紹介。
http://www.tsutagra.go.jp/tsutagra/2563
当然1人ですべてを作成するも良しですが、普段の業務を見渡しても様々なスタイルがあるのが常。グラフィックがどうも苦手というならアイデアだけの投稿も良し、アイデアやコンセプトをまとめるのは苦手だけどグラフィックに仕上げるなら任せろというように。音楽でいったら作詞作曲にあたりますね。これで投稿のハードルはかなり低くなるのではないでしょうか。
日経新聞のインフォグラフィックス、今週は「アジアの鉄とエチレンの過剰生産能力の懸念」です。
2013.2.11(月/祝) 日本経済新聞 朝刊 9面
今週のアジアビジネスマップは「素材生産 増強に拍車」というタイトル。内需に比べて多くの余剰生産能力があるにもかかわらず、今後ますます製鉄所やエチレンプラントの増設計画が予定されている。この過剰生産能力が製品価格や設備稼働率の低下になれば新たな懸念が…というお話。
(新聞はクリックすると拡大します)
日本経済新聞社の各部がいま最も気になっていることをインフォグラフィックスで表現し、もっと深い内容や解説が読みたければ、下のように同じ新聞のどこかに関連記事が用意されているというのはとても理想的な掲載方法だと思います。
今後も様々な部から注目の内容の企画が目白押しです。ご期待下さい。
7面に「中国鉄鋼、設備過剰 重く」の記事↓
(新聞はクリックすると拡大します)
また3面には「北米のシェールガス」の記事↓
(新聞はクリックすると拡大します)
アジアビジネスマップ Asia Business Map、TUBE GRAPHICSはグラフィック・ファシリテーターとして、またコンセプトデザイナーとしても制作に協力しています。
ビジネスパーソンに役立つアジアの情報を、イラストや地図を組み合わせた「インフォグラフィックス」の形で構成し、基本的に毎週火曜日、全10段で登場します。
(今週の火曜日は新聞休刊日のため前日掲載、次回は2/19の火曜日)
日経新聞のインフォグラフィックス「消えるフロンティア」
2013.2.5付 日本経済新聞 朝刊 9面
今週のアジアビジネスマップ は「消えるフロンティア 進出戦略、事業コスト見極め」というタイトル。労働賃金などの上昇や暴動などから、China+OneのOneの国を探してアジア進出を考えている企業へのメッセージ。インフォグラフィックスで各都市のビジネスコストを比較している。
リード文を紹介します。デザインのコンセプトがハッキリわかります……
日本企業の進出先として脚光を浴びてきた中国は人件費の急上昇で製造拠点としての競争力が低下している。次の進出先として有望なのはどこか。日本企業が古くから拠点を構えてきたタイ・バンコクを100としてアジア各都市のビジネスコストを算出してみた。人件費に、不動産、インフラ、生活、治安の各コストを加え、総合的な事業コストを比較。浮かび上がってきたのは、どの都市にも一長一短があり、バンコクに比べて極端にコストが低い都市はないという事実だ。低コストのフロンティアが消えるなかで、企業は事業内容にふさわしい進出先をこれまで以上に慎重に探していく必要がありそうだ。
図はクリックすると拡大します。
昨夜(2/8)、経産省主催の「ツタグラ【伝わるinfographics】」のテーマ発表がありました。今回は「地球予算-全世界のODA予算分布から見えてくること」。
→ツタグラ_ODA
とくに保健・医療分野の形をインフォグラフィックスで表現してみようという企画のカンファランスで、インフォグラフィックス作成や考え方のひとつのヒントとして、上記の日経新聞を例にお話ししました。
1つのデータでははっきりしないことでも、複数のデータを結びつけること別の形が現れて来ることがわかります。
元旦から始まった日本経済新聞の「アジアビジネスマップ」Asia Business Map。
TUBE GRAPHICSはグラフィック・ファシリテーターとして、またコンセプトデザイナーとしても制作に協力しています。
この「アジアビジネスマップ」はビジネスパーソンに役立つアジアの情報を、イラストや地図を組み合わせた「インフォグラフィックス」の形で構成し、基本的に毎週火曜日、全10段で登場します。(次回は2/11の月曜日)
日経新聞のインフォグラフィックス「世界の半分 アジア車」をアップします。
2013.1.15付 日本経済新聞 朝刊 7面
デトロイトの世界最大モーターショーにタイミングを合わせて、アジアビジネスマップの第3弾「世界の半分 アジア車」が掲載されました。
10年前は世界の1/3がアジア生産でした。それがもうすぐ1/2になろうとしているのです。ASEANでの日本車のシェアは84.3%、アジア全体でも41.4%。前回の「消費の主役 中間層」と併せてみると、まだまだこの勢いは伸び続けるのがよくわかります。
図はクリックすると拡大します。
元旦から始まった日本経済新聞の「アジアビジネスマップ」Asia Business Map。
TUBE GRAPHICSはグラフィック・ファシリテーターとして、またコンセプトデザイナーとしても制作に協力しています。
この「アジアビジネスマップ」はビジネスパーソンに役立つアジアの情報を、イラストや地図を組み合わせた「インフォグラフィックス」の形で構成し、毎週火曜日、全10段で登場します。毎週ご覧ください。
No.1「民が生み出す経済圏」2013.1.1号
No.2「消費の主役 中間層」2013.1.8号
日経新聞のインフォグラフィックス「中間層、消費の主役」をアップします。
2013.1.8付 日本経済新聞 朝刊 9面
元旦から始まった日本経済新聞の「アジアビジネスマップ」Asia Business Map。
TUBE GRAPHICSはグラフィック・ファシリテーターとして、またコンセプトデザイナーとしても制作に協力しています。
この「アジアビジネスマップ」はビジネスパーソンに役立つアジアの情報を、イラストや地図を組み合わせた「インフォグラフィックス」の形で構成し、毎週火曜日、全10段で登場します。
第2弾のタイトルは「中間層、消費の主役」。ぜひご覧ください。
全体のメイングラフィックスは今後消費に大きな伸びを感じさせている国がわかるように、また左下のグラフは「各層の比較」は、小さいながら各国の富裕層、貧困層、中間層の割合が2011年と2020年にはどのように変化するかを示していて、消費の主役、つまりビジネスのターゲットになる各国の「中間層」が良く見えてくるように構成されています。
どちらの図もクリックすると拡大します。
No.1「民が生み出す経済圏」2013.1.1号
No.3「世界の半分 アジア車」2013.1.15号
謹賀新年。インフォグラフィックスの滑り出し快調です!
2013.1.7
新年の仕事がスタートし、TUBEのインフォグラフィックスも元気よく滑り出しました。
今年もよろしくお願い申し上げます。
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謹賀新年 画像は拡大します↑
仕事のスタイルが変わってきました。
いま2つの新聞に協力していますが、朝日新聞の広告企画「INFO-GRA!」ではコンセプトデザイナーとして、また元旦から始まった日本経済新聞の「Asia Business Map(全10段、毎週火曜日)」ではグラフィック・ファシリテーターとして、制作行程の初めの重要な部分を担当しています。
もともと新聞のデザインから生まれたインフォグラフィックスですが、この考え方と方法はコミュニケーションの強力な武器として認識されはじめています。会議の中心にデザイナーが入ると、場は視覚的になり一気に活性化します。今後のビジネス戦略の主流の方法です。
TUBE GRAPHICS 木村博之
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