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スタンス変えたら何かが見えてくる。Tube Graphicsキムラの日常的浮遊。

うれしいなー、故郷の女川町のことです。JR石巻線が、女川駅(おながわ)の1つ手前の浦宿駅(うらしゅく)まで復旧開通する。3/16のJRのダイヤ改正。

2013.3.1 JRが3月16日に新ダイヤになる。 この日、東京では東急東横線東京メトロ副都心線相互直通運転が開始されるが、 そんなことより私ら女川人にとってこっち▼の方がよっぽどBIG NEWS! 3/16、石巻線が、女川駅(おながわ)の1つ手前の浦宿駅(うらしゅく)まで開通 津波のために石巻駅(いしのまき)から先は不通だったが、まず渡波駅(わたのは)まで復旧していた。今回やっとのことで女川町エリアまで鉄道がやってきた。 トンネルを抜けて女川駅まで復旧するにはまだかなりの時間がかかるだろう。 5〜10メートルの市街地かさ上げなど再生計画が進まないと女川駅までの工事も進まない。 母に聞くと、以前の市街地だったところを車で走っていても、うず高く運び込まれた埋め立て用の土砂の山に今どこなのか分からないぐらいだという。 3/22(金)久しぶりに女川に帰る。この浦宿駅に降りる。 春はゆっくり近づいている。 JR時刻表.JPG 石巻線の終着駅、女川だけがまだグレイ帯……もう一つ。 (時刻表をクリックすると拡大します)

日経新聞のインフォグラフィックス、今週は「女性パワー 消費引っ張る」

2013.2.26付 日本経済新聞 朝刊 9面 今週のアジアビジネスマップは「女性パワー 消費引っ張る」というタイトル。 女性の化粧品と紙おむつの2つの消費から入るだけでアジアのいろんな姿が見えてきます。 一方、シャア争いに目を移すと、それにしても世界の巨大なブランド企業ってこんなにも巨人なんだと再認識。これは日本企業、ガンバリ甲斐がありますね。 …リード文から… 生活水準の向上が著しいアジアの女性が消費拡大をけん引している。共働きの習慣が根付いており、女性の労働参加率が日本を上回る国も多い。一方で出生率は総じて高く、少子化が進む日本とは対照的だ。化粧品や洗濯時間を節約できる紙おむつが10年前から大きく成長したのは、女性の社会参加が進んだことが背景にある。日本企業の製品の品質の良さは女性の心をつかみ、各国で一定のシェアを確保している。だが高いブランド力を持つ欧米企業の攻勢に加えて、アジア企業も台頭し、競争は厳しさを増している。 化粧品紙おむつ1000.jpg (新聞はクリックすると拡大します) アジアビジネスマップ Asia Business Map、TUBE GRAPHICSはグラフィック・ファシリテーターとして、またコンセプトデザイナーとしても制作に協力しています。 ビジネスパーソンに役立つアジアの情報を、イラストや地図を組み合わせた「インフォグラフィックス」の形で構成し、基本的に毎週火曜日、全10段で登場します。 (次回は3/5の火曜日)

富士フイルムの技術の歴史80年が伝わる大きなインフォグラフィックス

2013.130〜2.1付 東京ビックサイトで開催された「nano tech 2013」、富士フイルムのブース用に大きな展示パネルのデザインをしました。 1934年に始まった富士フイルムのしっかりした基盤技術をコアに、この80年で幅広い事業に展開発展してきた様子を放射状に表現しました。 インフォグラフィックスのコンセプトはとてもシンプルですね。 「コア技術の深耕」と「オープンイノベーション」による事業多角化 nanotech 101.jpg (写真はクリックすると拡大します) FUJI FILMのニュースリリース nano tech 2013 国際ナノテクノロジー総合展・技術会議で 富士フイルムが「グリーンナノテクノロジー部門賞」を受賞!

東京はズバ抜けた都市経済力のメガロポリスだと再認識するインフォグラフィックス

2013.2.19付 日本経済新聞 朝刊 9面 今週のアジアビジネスマップは「大都市圏、総合力競う」というタイトル。東京がこんなにもずば抜けて大きな都市圏だとは制作側もビックリ。 飛行機で夜に羽田に帰って来ると、どこまでも続く美しい夜景にうっとりしていたがやはりそうなんだと納得の視覚化だった。 …リード文にこうある… 「アジアで本当に大きな都市はどこなのだろうか。行政区画で分けられた都市人口ではなく、周辺まで広がる都市部をひとつの都市圏ととらえて集計してみると、異なる風景が見えてくる。東京、ソウルの巨大さに加え、ジャカルタ、マニラの人口集中度が際立つ。都市圏人口に1人当たり国内総生産GDPを掛け合わせれば本当の都市経済力も類推できる。メガロポリスには人、物、カネだけでなく、文化や娯楽施設も集積する。都市の本当の実力を知ればビジネスや投資のあり方が大きく変わってくるだろう。」 …都市経済力を計る重要な要素のGDPデータをさりげなく配置している。あまり親切に説明しない、気になる人が実際に手を動かし、考え、そして見つけたことを誰かに伝えるそのキッカケ作り、このスタイルもインフォグラフィックスには求められている。 大都市圏ブログ用.jpg (新聞はクリックすると拡大します) アジアビジネスマップ Asia Business Map、TUBE GRAPHICSはグラフィック・ファシリテーターとして、またコンセプトデザイナーとしても制作に協力しています。 ビジネスパーソンに役立つアジアの情報を、イラストや地図を組み合わせた「インフォグラフィックス」の形で構成し、基本的に毎週火曜日、全10段で登場します。 (次回は2/26の火曜日)

ツタグライベントの一環として「INFOGRAPHICS PROTOTYPING 〜データをビジュアル化するプロトタイピング講座」を開催します。

2013.2.15 来週に迫っていますが、2/21(木)19~21時に渋谷で開催します。 経済産業省主催の「ツタグラ(伝わるインフォグラフィックス)」関連のイベント。 INFOGRAPHICS PROTOTYPING 〜データをビジュアル化するプロトタイピング講座 実践にすぐ役立つ内容だと思います。是非お越し下さい。 私も登壇します。それになんと無料です。 詳しくは下記からお申し込み下さい。 brushup.png http://opencu.com/events/infographics-prototyping 「ツタグラ」で、現在募集しているインフォグラフィックスのテーマは下の2つ。  それぞれリンクしていますのでご覧ください。 【テーマ6】ママを支える社会の仕組みを表現して下さい mama.jpg [カンファランス]http://opencu.com/events/infographics0128 [説明/投稿サイト]http://www.tsutagra.go.jp/themes/themes-06 【テーマ7】地球予算を表現して下さい〜全世界のODA予算分布から見えてくること〜 oda2.png [カンファランス]http://opencu.com/events/infographics0208 [説明/投稿サイト]http://www.tsutagra.go.jp/themes/themes-07 【注目の募集方法】 運営側と私たちアドバイザリーボードが画期的な投稿方法を考え出しましたので紹介。 clabo.jpg http://www.tsutagra.go.jp/tsutagra/2563 当然1人ですべてを作成するも良しですが、普段の業務を見渡しても様々なスタイルがあるのが常。グラフィックがどうも苦手というならアイデアだけの投稿も良し、アイデアやコンセプトをまとめるのは苦手だけどグラフィックに仕上げるなら任せろというように。音楽でいったら作詞作曲にあたりますね。これで投稿のハードルはかなり低くなるのではないでしょうか。

日経新聞のインフォグラフィックス、今週は「アジアの鉄とエチレンの過剰生産能力の懸念」です。

2013.2.11(月/祝) 日本経済新聞 朝刊 9面 今週のアジアビジネスマップは「素材生産 増強に拍車」というタイトル。内需に比べて多くの余剰生産能力があるにもかかわらず、今後ますます製鉄所やエチレンプラントの増設計画が予定されている。この過剰生産能力が製品価格や設備稼働率の低下になれば新たな懸念が…というお話。 testu.jpg (新聞はクリックすると拡大します) 日本経済新聞社の各部がいま最も気になっていることをインフォグラフィックスで表現し、もっと深い内容や解説が読みたければ、下のように同じ新聞のどこかに関連記事が用意されているというのはとても理想的な掲載方法だと思います。 今後も様々な部から注目の内容の企画が目白押しです。ご期待下さい。 7面に「中国鉄鋼、設備過剰 重く」の記事↓ tetsuChina.JPG (新聞はクリックすると拡大します) また3面には「北米のシェールガス」の記事↓ gus.jpg (新聞はクリックすると拡大します) アジアビジネスマップ Asia Business Map、TUBE GRAPHICSはグラフィック・ファシリテーターとして、またコンセプトデザイナーとしても制作に協力しています。 ビジネスパーソンに役立つアジアの情報を、イラストや地図を組み合わせた「インフォグラフィックス」の形で構成し、基本的に毎週火曜日、全10段で登場します。 (今週の火曜日は新聞休刊日のため前日掲載、次回は2/19の火曜日)

日経新聞のインフォグラフィックス「消えるフロンティア」

2013.2.5付 日本経済新聞 朝刊 9面 今週のアジアビジネスマップ は「消えるフロンティア 進出戦略、事業コスト見極め」というタイトル。労働賃金などの上昇や暴動などから、China+OneのOneの国を探してアジア進出を考えている企業へのメッセージ。インフォグラフィックスで各都市のビジネスコストを比較している。 リード文を紹介します。デザインのコンセプトがハッキリわかります…… 日本企業の進出先として脚光を浴びてきた中国は人件費の急上昇で製造拠点としての競争力が低下している。次の進出先として有望なのはどこか。日本企業が古くから拠点を構えてきたタイ・バンコクを100としてアジア各都市のビジネスコストを算出してみた。人件費に、不動産、インフラ、生活、治安の各コストを加え、総合的な事業コストを比較。浮かび上がってきたのは、どの都市にも一長一短があり、バンコクに比べて極端にコストが低い都市はないという事実だ。低コストのフロンティアが消えるなかで、企業は事業内容にふさわしい進出先をこれまで以上に慎重に探していく必要がありそうだ。 Toshiryoku1.jpg 図はクリックすると拡大します。 昨夜(2/8)、経産省主催の「ツタグラ【伝わるinfographics】」のテーマ発表がありました。今回は「地球予算-全世界のODA予算分布から見えてくること」。  →ツタグラ_ODA とくに保健・医療分野の形をインフォグラフィックスで表現してみようという企画のカンファランスで、インフォグラフィックス作成や考え方のひとつのヒントとして、上記の日経新聞を例にお話ししました。 1つのデータでははっきりしないことでも、複数のデータを結びつけること別の形が現れて来ることがわかります。 元旦から始まった日本経済新聞の「アジアビジネスマップ」Asia Business Map。 TUBE GRAPHICSはグラフィック・ファシリテーターとして、またコンセプトデザイナーとしても制作に協力しています。 この「アジアビジネスマップ」はビジネスパーソンに役立つアジアの情報を、イラストや地図を組み合わせた「インフォグラフィックス」の形で構成し、基本的に毎週火曜日、全10段で登場します。(次回は2/11の月曜日)