100% design tokyoに行ってきた。いま求められている「新しい価値」
2009.10.31 Saturday
神宮外苑の銀杏並木、まだ色づいてない。
2週間後は靖国神社に紅葉を見にいく予定にしているが、どうかなー。
月曜日は急に寒くなるからこの1週間で一気に色づくはず。
100%design tokyoに行ってきた。
例年のあまりの混雑ぶりに夕方から出かけていったがこれが正解だったようだ。
じっくりと見ることができたが、企業ブースの数がかなり少なくなっている印象。
この景気の所為だけだろうか? 方向性も違ってきている気がする。
そんな中、ひときわ人だかりがしていたのは富士フイルムのブース。
電気を通す透明フィルム「見えない電線」と偽造防止の透かし「フォージジャングル」
見えない電線が故障中(と言ってもシートに触れたとき通電確認をするライトが故障しただけ)で、急きょ代替えの線剥き出しのライトがぶらーんとぶら下がっていたが、逆にこのぐらい「途中ですけど見て下さい」の方が、こちらとしたら開発に参加している感があって近づけたなあ。格好良い完璧なよりはちょっと隙があるほうがいいよね。
それにしてもすぐに製品化できるすばらしい技術だ。
研究者や技術屋だけではダメ、浮いたデザインだけでもダメ。
企業の中は宝の山。
ちょっと掘る場所を変えれば、実は「新しい価値」がザックザクと思うのだが。
WOODRPOのブース
新しいモノを生み出すのは何もゼロからでなくてもいい。
住建リースが工事用の足場板としてリースしていたものを古材としてリサイクル。
お金を払ってゴミにしていたものに「新たな価値」を見いだす流れが多くなったね。
ゴミで捨てない。もっとその前にゴミはつくらないということでしょうか。