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もうひとつの女川復興への動き「小さな復興プロジェクト」

2011.5.14 Sutarday Keyholder.jpg

もうひとつの女川復興への動き宮城県女川町←「おながわ」と読みます)  

「小さな復興プロジェクト」

避難の次には生活です。町の復興にはまず自分が暮らしていくための収入が絶対です。 その小さな解決策を、仙台の家具工房を展開しているK designの工藤博さんと仙台を中心にマーケット創出や各種販売イベントの企画・運営をしているY.M.Oの湯浅輝樹さんが考え出してくれました。  

名付けて「小さな復興プロジェクト」

女川の浦宿の空いている倉庫を提供してもらい、そこを拠点に女川の人の労働で、上のようなキーホルダーなどのグッズを作り、広く販売して行こうというものです。 5月6日から製作がスタートし、仙台での販売も決定しているとのことです。 こういう支援の形はスマートですね。募金と違って支援の形がこちらに残るのがいい。 企画者が説明会で、魚部分をギュッと握り、「踏ん張って行こう」と念じるときにちょうどいい形とも笑いながら言っていました。 優しく強く女川を応援してくれる行動力、とても嬉しいですね。 この浦宿の作業場は、私の同級生の山田雅裕君が、床上浸水しながらも流されなかった倉庫を無償で提供しています。満潮時、倉庫の一部の床には万石浦から海水がひたひたと押し寄せて来る過酷な環境ですが、ここ女川で建物が残っているだけでもラッキーです。ここで生まれるのが魚の形のキーホルダーですから、笑ってしまうほどピッタリの環境です。小さいですが復興の一歩です。祝福してあげて下さい。 町のあちこちから小さい復興の狼煙が上がるといいな。

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【最新ニュース】日々更新していますのでご覧ください。

上記ブログで「ONAGAWA FISH」が購入できます。

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下記の記事はは発足当初のものです。

【最新ニュース 5月27、28日の二日間】

とうほく元気祭り」イベントに参加してonagawa fishを販売。製作スタッフも現地に来ますので、製品にまつわる秘話も聞けるかもしれません、ということです。

●開催場所:仙台、勾当台公園 いこいのゾーン 

●開催時間:10:00~15:00

【最新ニュース 5月23日→24日】

女川町の同級生・山田からメールが来て、5/24(火)NHKの生放送決定したそうです 朝の連ドラの後のイノッチの全国放送で、たぶん9時過ぎだそうです。楽しみです。  →→〈残念NHK、女川町の「小さな復興プロジェクト」の生放送予定を急遽中止。 冠水する所からの生中継は社内規定に触れるということです。確かに作業倉庫のコンクリの床の半分は大潮の満潮時は冠水するが今日は小潮。満潮6:25。大潮の満潮の前後1時間以外は大丈夫。女川で倉庫があるだけでも奇跡なのに…。

【最新ニュース 5月19日】

バイから100個の大漁注文があったそうで、一生懸命仕上げ中とのことです。 新たに4人の製作スタッフが加わったそうで順調で嬉しい。