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スタンス変えたら何かが見えてくる。Tube Graphicsキムラの日常的浮遊。

「インフォグラフィックス」「情報デザインの教室」「図解力アップドリル」    この一週間に情報デザイン系の新刊が3冊出版。ビックリですね。3冊とも紹介

2010.9.2 Thursday この3冊、それぞれまったく違うコンセプトで出来ています。 きっと3つとも欲しくなるはずです。 私の初めての単独著作(左)と共著(右)から紹介します。 2books5.jpg 左:インフォグラフィックス…情報をデザインする視点と表現  TUBE GRAPHICS 木村博之 著 発行:誠文堂新光社 2010.8.28発行 256ページ 右:「情報デザインの教室」  …仕事を変える、社会を変える、これからのデザインアプローチと手法    情報デザインフォーラム編著(木村博之を含む10人の共著) 発行:丸善    2010.8.31発行 196ページ 大手書店では平積みされているようです。 まず左側のインフォグラフィックスの中を少し紹介します。 atom.jpg このページは「雲を使って上手に隠す。」という鳥瞰図のひとつの表現を取り上げています。構図のお手本の紹介から、雲の意味など、最終アウトプットに至るまでの考え方の変遷がよく見える構成です。最終形だけを集めた作品集では到底できない、「なぜこの表現なのか」という疑問が氷解します。これがこの本のコンセプトです。 ……………… Introduction はじめに これは作品集ではありません。 私の目が空間を動き回り、インフォグラフィックスとして、見えない情報をわかりやすい形にするまでの軌跡です。 なかには、最近の仕事だけでなく、昔の仕事も登場します。 仕事は昔のものであっても、制作のコンセプトや、情報を探し、変換し、整理し、デザインするための普遍のテクニックがそこにあるからです。 最終的なグラフィックができ上がるまでには、いくつものアイデアが消えていきましたが、自分以外の思考の変化を見て、考えることは、インフォグラフィックスだけでなく、他のデザインをする上でも、とても大切なことだと思っています。 まずは、本書を参考に私と同じ角度で見てみてください。 そして、インフォグラフィックスとは何か、情報をデザインするとはどのようなことなのかについて、興味を持っていただければ幸いです。 TUBE GRAPHICS 代表  木村博之
インフォグラフィックス―情報をデザインする視点と表現

インフォグラフィックス―情報をデザインする視点と表現

  • 作者: 木村 博之
  • 出版社/メーカー: 誠文堂新光社
  • 発売日: 2010/08/28
  • メディア: 単行本
----------------------------------------------------------------------------- 次に右側の「情報デザインの教室」の中も少し紹介。 「情報デザインの教室」 …仕事を変える、社会を変える、これからのデザインアプローチと手法   情報デザインフォーラム編著(木村博之を含む10人の共著) 発行:丸善   2010.8.31発行 196ページ sketch500.jpg これは「3タイプのスケッチ」つまり、概念のスケッチ、モノのスケッチ、体験のスケッチを分かりやすく表現してみました。この本のための描き下ろしです。
情報デザインの教室 仕事を変える、社会を変える、これからのデザインアプローチと手法

情報デザインの教室 仕事を変える、社会を変える、これからのデザインアプローチと手法

  • 作者: 情報デザインフォーラム編著
  • 出版社/メーカー: 丸善
  • 発売日: 2010/08/31
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
「情報デザインの教室」の出版に合わせて、情報デザインフォーラムを開催 日時:9月17日(金)17:30-20:00 場所:千葉工業大学 津田沼キャンパス 詳しくは http://informationdesignforum.blogspot.com/ ----------------------------------------------------------------------------- さらに、仲間の著作も紹介。 「デザイン仕事に必ず役立つ 図解力アップドリル」 原田泰 著 発行:ワークスコーポレーション 2010.9.2発行 183ページ この本の中にもTUBE GRAPHICSの仕事のいくつかが登場します。 著者の原田さんが別の切り口で分類しているはずです。
デザイン仕事に必ず役立つ 図解力アップドリル

デザイン仕事に必ず役立つ 図解力アップドリル