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スタンス変えたら何かが見えてくる。Tube Graphicsキムラの日常的浮遊。

「宅配は、ネコである。」が人気だ。

2008.10.16 Thursday kuroneko.jpg 表参道駅の通路の長〜い広告スペースを今週はクロネコが占めた。 撮影していたときも、お追い越しざま女子高校生の一団が「かわいーっ!」の声声。 そういえば今朝も若い女性が携帯で撮影していたし、 会社でこの宅配ネコの話をすると女性スタッフたちも急ににぎやかになった。 宅配ミニカーに結構リアルな尻尾なのでギョッとしたのが私の第一印象だったのに。 でも女性たちは初めから「かわいーっ!」。うーん、段々かわいくなってきた。 1976年に宅急便ができたが、80年前半ごろはまだ取り扱いエリアも限られていた。 父の実家の長野にいったときも、現在木曽町三岳村開田村はエリア外。 その後すぐに宅急便ののぼりを見かけたのでこんな山の奥まですごいなー思った。 スキー宅急便ができたのは、宅急便30年のあゆみによると1983年の12月だそうだ。 こどもが小さいときに利用していたから覚えているが、 年齢から逆算すると1995年ぐらいまでの宅急便にはお正月休みがあった。 休みになる前に必死になって営業所に荷物を出しに行った。冬なのに焦りで汗だく。 27日か28が差し出し締切。今ではとても考えられないことだね。 サンマの町「女川」の出身ながら、実家でサンマを刺身で食べたことがなかった。 ウチだけ知らなかったのかもしれないが地元の寿司屋のメニューにもなかったと思う。 関東のスーパーで刺身用の生サンマが手に入るようになったのはこの10年程だ。 おそらく新しいもの好きの東京の寿司屋が出し始めたのではないのだろうか。 どなたかこのあたりのことをご存知の方、お知らせください。 いまでは故郷がおいしい食べ方を逆輸入している。先日も実家でも食卓に並んだ。 これは宅急便を筆頭にした物流業者の努力の賜物だろう。感謝。 しかし、パイオニアだからだろうか。 みんなが便利になるように必死に考え、努力してきた宅急便が、 郵政民営化に伴ういろいろな動きに翻弄された。無理難題を突きつけられた。 郵便は全国組織と強力なバック・資本に支えられ、簡単に擦り抜けていく。 今はどちらも民間だから健全な商業活動ではあるが印象は悪いね。 そういえば来年4月、日通のペリカン便がゆうパックに吸収されるようだ。 でも宅急便はしたたかに更にその上を跳んでいく。すがすがしいにゃー。 メール便、いいサービスだ。郵便と同じ80円で荷物追跡ができるなんて画期的。 でも大好きな宅急便ですから一つだけ意見を…。 メール便の速達なのに時間がかかったという話が聞こえてきました。 みんなの生活にしっかり根付いた物流サービス。 さらに上を目指してくださいね。これからも応援しますから。 ヤマト運輸 宅急便30年のあゆみ ゆうパックとペリカン便の統合(pdf)